「ボング=煙をろ過する道具」だけじゃない。
いま、世界中のヘッズたちが熱視線を送るのは、所有するためのボング
職人の手による一点物、科学と美学が融合した設計、そして美術品レベルの価格…。
この世界には、家1軒分の価格がつくボングが実在します。
今回はそんな「世界最高級のボング」を3つに厳選し、それぞれの魅力とヤバさを徹底解説。
価格・構造・思想、すべてが桁違い。吸うためから語るためへ。その進化を体感してください。
第1位:Mothership Fab Egg
落札価格:$100,000(約1,500万円)
世界中のストーナーが憧れる吸えるアートの代名詞、Mothership Fab Egg(ファブエッグ)。
煙を卵型チャンバー内で複雑に循環させる設計で、滑らかさ・見た目・音・振動すべてが別次元。
2012年、ガラス職人のScott DeppeとJake Colitoが初めて製作し、当初の販売価格は1,200ドル。
そこから価格は右肩上がりで高騰し、2016年にはシアトルのオークションで1本が10万ドルで落札。
今では「Fab Egg=ガラス工芸の最高峰」として、全米の富裕層・コレクター・ラッパーたちの垂涎の的に。
▶ 参考記事:「The Booming World of $100,000 Bongs」
第2位:Mothership Glass
価格帯:50万〜300万円以上(限定モデルは非公開)
「ガラス界のNASA」と称されるMothership Glass(マザーシップ)は、煙の循環技術とガラスアートを極限まで高めた超・超・ハイエンドブランド。
代表的な構造は以下の通り:
Torus:ドーナツ型チャンバーで整流性能が異次元
Klein Recycler:見た目・動き・機能性すべてが美しい
ほとんどのモデルは展示販売や抽選形式。
正規ディーラーでの流通は超限定・即完売。
第3位:Illadelph Glass(限定モデル)
価格帯:30万〜200万円
アメリカ・フィラデルフィア発のガラスブランド。
カスタムデザイン+冷却装置+金属装飾を兼ね備えたボングで有名。
スワロフスキー、24金装飾、UV反応ギミックなど、
機能も見た目もやりすぎレベルの一本が多数存在。
一部モデルは展示会限定のため、希少価値も抜群です。
番外編:吸えない展示用ボングも存在する
世界には、「吸うため」ではなく、“見せるため”に作られたボングも存在します。
代表的なのが、伝説的ガラス職人 Jerome Baker Designs(JBD) による巨大展示用ボング。
人の背丈ほどあるサイズにLED・液冷装置を備えた本気のアートピースで、
過去にはラスベガスのミュージアム「Cannabition」にも展示されました。
「これはもう建築だ」「ガラスでできた思想」と語られるその存在感は、
ストーナー文化の象徴といっても過言ではありません。
▶ 関連リンク(World of Cannabis Museumによる紹介記事):
結論:「吸う」から「持つ」へ
高級ボングは、もはや喫煙具ではなくカルチャーを帯びたオブジェ。
吸う体験はもちろん、所有すること自体が意味を持つアイテムです。
見た目に惚れ、機能に驚き、語って惚れ直す。
それが、世界最高級のボングの楽しみ方。