マンチでたどり着いたバーガーの聖地|In-N-Outで味わうハンバーガーの原点

ウェストハリウッドにある「The Artist Tree」のラウンジでキーフ入りジョイントを楽しんだ帰り道。

 

なんとなく気分がゆるんだそのタイミングで、ふと頭に浮かんだのがIn‑N‑Outのハンバーガーでした。

日本でもTシャツやステッカーで見かけることの多いこのロゴですが、実はカリフォルニアを中心に展開する地域限定のバーガーチェーンです。

ロサンゼルス郊外・バルドウィンパークには、その1号店を再現したレプリカが存在すると聞き、車を飛ばして行ってみることにしました。

Contents

レトロな空気感に包まれる、ミニサイズの博物館

到着したのは、小さく白いキューブ型の建物。

1948年に創業したIn‑N‑Outの第1号店を忠実に再現したものだそうです。

本物の店舗はI-10の建設で取り壊されてしまいましたが、今もこうして当時の面影を感じられるのはうれしいことです。

館内では紙の帽子をもらって撮影したり、厨房設備の展示を眺めたり。

どこか懐かしさを味わうような心地よさがありました。

店内設備はすべて再現|ファストフードの原点を体感

店内には、創業当時に使われていたポテトカッターやフライヤー、レジ、注文スピーカーなどがそのまま展示されています。

照明や色使い、ロゴの書体なども含めて、1950年代のアメリカの空気感を体ごと感じられるようなつくりです。

特に印象的だったのは、スタッフさんによる説明の丁寧さでした。

展示に頼るのではなく、人の言葉で伝えてくれるスタイルが、今の時代らしくて良いと感じました。

歴史や文化をただ見るだけでなく、「知る」ことができる体験になっていました。

向かいの実店舗でダブル・ダブルを

レプリカ店はあくまで見学用ですが、I-10を挟んだ向かい側には現役のIn‑N‑Out実店舗があります。そこで注文したのは、定番中の定番「ダブル・ダブル」

ジューシーなパティとチーズ、レタス、トマトのバランスが見事で、奇をてらわない正統派の味わいです。ラウンジでゆるんだ感覚のまま食べることで、そのおいしさがより深く身体に染み込んでいくような気がしました。

店の裏手にあるピクニックエリアでゆっくり味わう時間も含めて、ロサンゼルスらしい余白のあるひとときとなりました。

お土産にIn‑N‑Outグッズも

店舗のすぐ隣には、In‑N‑Outのオフィシャルグッズショップが併設されています。Tシャツ、キャップ、タンブラー、ミニカーなどがずらりと並び、ファンでなくても思わず手が伸びるラインナップです。

日本へのお土産にもぴったりですし、バーガー体験の余韻を持ち帰るにはちょうど良いと思います。

アクセス情報

住所:13766 Francisquito Ave, Baldwin Park, CA 91706

開館日:木〜日曜

開館時間:11:00〜14:00(入場無料)

アクセス:Uberまたはレンタカー推奨(公共交通機関はやや不便)

まとめ|吸って、歩いて、味わう。五感で巡るバーガーの原点

「The Artist Tree」でひと息ついたあとに、In‑N‑Outのレプリカ店を訪れるという流れは、思った以上に良いバランスでした。

文化と味覚、歴史と今。

すべてを心地よく繋げてくれる場所として、このスポットは間違いなく行く価値ありです。

ロサンゼルスを訪れる機会があれば、マンチで立ち寄ってみてください。

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