「CBDって合法なんじゃないの?」
――そう思って旅に出た人が、空港で拘束・起訴、最悪の場合は極刑になる国も存在します。
日本ではナチュラルで安心なイメージが定着してきたCBD。しかし、「世界共通で合法」では決してありません。
旅先にCBD製品を持ち込むことが、人生を左右するリスクにつながる。
今回は、「CBDと国際法のギャップ」についてTSM編集部が徹底解説します。
CBDは“合法成分”じゃなかったの?
CBD(カンナビジオール)は大麻由来成分の一種で、精神活性作用はなし
多くの国では「合法」または「非指定成分」だが、一部の国ではTHCと同一視されている
法律にCBDの記載がない国では、大麻製品として一律に規制されるケースも
【要注意】CBDで極刑のリスクがある国とは?
🇦🇪 アラブ首長国連邦(UAE)
CBD所持だけで2年以上の懲役刑、繰り返し違反で極刑が適用される可能性も
2021年、CBDリキッド所持で終身刑を受けた観光客の事例あり
🇸🇦 サウジアラビア
厳格な麻薬法により、CBD製品も禁止対象
これまでに薬物関連で極刑となった事例も複数確認
🇮🇩 インドネシア
CBDも麻薬法の対象。所持で懲役刑・国外追放・重大な刑罰の可能性あり
2023年、CBDグミを持ち込んだ観光客が拘束されたケースが話題に
✅ 参考:UAE Embassy Drug Policy, WorldCBDLaws.org, 各国の厚生機関データベース
世界のCBD事情マップ【2025年版】
国・地域 CBDの扱い
国・地域 | CBDの扱い | 持ち込み |
アメリカ(州による) | 合法(条件付き) | ○ |
韓国 | 規制対象 | ✕ |
シンガポール | 持ち込み重罪 | ✕ |
タイ | 医療用のみ合法 | △ |
日本 | 条件付きで合法 | ○(※) |
※厚生労働省基準の「THC非検出・10ppm以下」の製品のみ合法
CBDは信頼できるブランドから選ぼう
CBDの安全性は、「成分がCBDかどうか」ではなく、
「どう抽出し、どう検査し、どんな意図で設計されたか」にかかっています。
安心して使えるCBD製品の基準:
THC非検出(新基準準拠)
第三者検査機関での成分分析済み
国内ルールを順守した製造・販売
おすすめ製品
CBD 50%・CBN 20%・CBG 20% 配合
THC/PG/VG/MCT/ニコチン不使用/ラボで分析済
アントラージュ効果を設計ベースに
リラックス・集中・チルをバランスよくサポート
まとめ
CBDは、日本では安心・合法な印象があるものの、
国によっては極刑のリスクすらある「大麻系成分」扱いになります。
海外旅行時には「持ち込み禁止国」に注意
所持・使用するCBDは、国内基準を満たした製品を選ぶべき
安全・合法なCBDライフは、正しい知識とブランド選びから